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女性のココロに寄り添う、ルーフの女性マーケティング

数値データでは見えないココロの動き

【40代/3児の母/パート/節約家】

 この情報から何を想像しますか?

 毎日スーパーの特価チラシをチェックして節約につとめる主婦の姿でしょうか。確かに、食べ盛りの子どもを持つこの女性は料理を基本的に手作りしており、「ファーストフードは家計が破綻するから行かない」と外食も避け消費にはシビアです。

 ところが実際に話を聞いていくと、たびたび専門店の餃子をテイクアウトしていることが判明。節約につとめながらも、忙しい時には無理せず割高な惣菜を利用することを自分に許していました。つまり彼女は「節約のために惣菜は買わない」のではなく、「家族とすごす時間価値」に値すると判断した場合は割高な商品でも購入するのです。

 これは当社で過去におこなった調査で実際にお聞きした話なのですが、このような生活者のココロの動きは属性でターゲットをとらえ数値データを分析するだけでは見えてきません。女性たちの本音を丁寧に引き出し、リアルな視点で分析することで、女性たち本人も気が付かない本当の姿が見えてくるのです。

 

データ×生活者のリアル×プランナーの感性

 現在ルーフには年齢や家族構成、経歴など背景の異なる5人の女性プランナーが在籍しています。みんなプランナーであると同時に、仕事をしながら家庭や地域、趣味など様々なコミュニティに属す生活者でもあります。

 そんな私たちですが、いち生活者として受け取る「女性」「主婦」「ママ」向けメッセージに「なんかちょっと違う」「なんかモヤモヤする」と違和感を覚えることがあるのです。

-世の中がつくった「女性像」「主婦像」「ママ像」に私たちが当てはまらない-

 女性のライフスタイルは本当に多様になってきています。ざっくりとした属性でターゲティングしたこれまでのやり方では、本当に伝えたい相手の心にメッセージを届けるのが難しくなってきていることを、私たち自身がくらしの中で実感しています。

 統計データやアンケートデータは、時代の潮流やトレンドを捉えるために重要なツールです。しっかりとデータ分析をしたうえで、リアルな声を集め、ひも解き、生活者の視点に立って課題解決の方法を探ります。その際に、プランナーひとりひとりの生活者としての感覚・感性がとても役立っているのです。

 

女性のココロに寄り添ったコミュニケーションプラン

 働く女性が増え、結婚・出産年齢も高くなり、女性のくらしはますます多様化しています。またいろいろなメディアが登場し情報が増えるなかで、たくさんの人が共感する大きな流行は生まれにくくなっています。以前のようにターゲットを年齢や性別などのカテゴリーに分けてとらえているだけで共感が得られていた時代は終わったのです。

 モノの購入決定に大きな影響力を持つ女性たちの共感を得て行動に導くには、より細分化されたターゲットのココロに寄り添ったコミュニケーションプランが必要です。

今お持ちの課題をぜひお聞かせください。女性たちの声に耳を傾けながら、私たちと一緒に解決の方法を探りましょう。